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数々の思い出を胸に,,,
by kmt_27
くっだらねえ話
ぼくの友達に野井という男がいる。
塾高時代からの友達なんだけど
ベースやっててすっげえいい曲つくるんだ。
音楽に限らず絵にしろ文才にしろ
芸術的な面においてとにかく多彩な奴。

今日、ぼくが学校に行き
中庭で何人かの友達とたまっていたときに
そいつらがぼくに
「おまえ野井の日記見た??
 野井おまえにきれてたぞ」
と言い出すわけである。
彼の日記は結構読んでいるし
ぼくとしては思い当たる節も何もないので
最初は信じていなかったのだが周りの奴らは
どうにもウソをついているようには見えない。

"噂をすれば影がさす"
とはうまく言ったもので
その会話をしているまさにそのときに野井が登場したわけだ
ことの真相を聞こうとするも彼はなんだか怒っている。

「日記を見ればわかるさ」
なんて言い放つものだから
ぼくはちょっとばかし心配になってしまい
夜、家に帰り彼の日記を再度確認してみた

すると、それに当たるものを見つけた

ここにそれを貼り付けるので
ちょっと長いんですが暇な人は読んでください

世の中はホントもう、最高なアホばっかである。
無事に昨日が終わったので書こうと思う。
長くなるが、よく分からん人も最後まで読んでいただければ幸いだ。

時刻は2日前、5月31日の夕方にさかのぼる。
授業が終わり、中庭を歩いていた僕に友人のkmtが話しかける。
真っ青なポロシャツそのままの爽やかさで、

「おっす、今日このあと空いてる?皆でちょっと飲もうかっちゅう話があんだけど…。」

と。
渋谷にライブを観に行く旨を告げると、じゃあその後でもいいや、また連絡すっから、とのことであった。
別に仲が悪いとかそういうわけではないのだが、こんな誘いは初めてである。
ある予感の種火が、ぽっ、と灯った。

ライブ鑑賞後、黒石からメールが来た。
時刻は19時11分。

「俺鎌田あやのナノタスで渋谷でご飯食べてるから来てよ!」

種火は少しずつ大きくなっている、いや、むしろ確信にも近い。
20時ごろ、池上ジョジョ太朗と共に指定された牛角へ行った。
すると彼らはまだ食事中で、終わるまで少し待っててくれとのことだ。
なるほど、そう来たか、そういうことね、よし待とうじゃないの、と20分ほど路上で待つと、彼らが出てきた。
飲み屋に行こう、ということになっていたが、僕とジョジョは夕食をとっていなかったので、ひとまず大戸屋へ行くことにした。
にがり豆腐とチキンのとろとろ煮定食だった。
もう一つの予感の炎が灯り始めていた。

22時過ぎ。
飲み屋に行くと、先ほどの4人に、小林雄一郎が加わったメンツで盛り上がっていた。
席の端に座り、飲み物を注文する。
予感は確信に近くなっていた。
事情を知るジョジョは、時々苦笑を浮かべていた。
僕はもういっそこのまま行ってくれたほうがいい、と願ってすらいた。

23時30分頃、飲み屋を出て解散。
池袋まで一緒のkmtと山手線で帰る。
日付が変わったのは、高田馬場あたりだっただろうか。
20歳になったのは。

そう、できるだけ言わないようにしていたが、昨日は僕の誕生日だったのである。
すなわち鎌田と黒石が飲みに誘ったのはその前日、10代最後の日だ。
あまり思わないようにはしていたつもりだったが、やはりいざ前日となると気にせずにはいられないもので、どのように迎えるのが良いかを真面目に考えたりした。
出た結論としては、早めに家に帰って今までの年月に思いを馳せながら、すっと迎えるか、いっそ寝てしまって、朝起きたら、というものだ。
そのどちらかで行くつもりだったのだが、そこで冒頭の誘いがかかったのだ。

今までに関して言えば、サプライズパーティとかプレゼントとか、僕はやる側の人間で、人が喜んでくれれば十分お返し、くらいに思っているわけだが、もしやってもらえたらもの凄く嬉しいだろうと思う。
そんな日に、初めて飲みにいこうとか言われたら勘繰るのも無理はないだろう、というかおそらく全ての人がそう思うに違いない。
なるほど、4人で飯食ってるとか言いながら本当はどこかで…とか、実は何十人も集まってて…とか考えるのも、無理はないだろう。
上のような自分内予定があっても誘いを快諾したし、彼らが牛角のデザートを食べる間、家出少年のようにガードレールに座って待っていても気にならなかったし、宮益坂の飲み屋を「道玄坂!」としきりに電話で言って、間違った道案内をされた時も伏線かと思った。

しかしそんな土間土間で待っていたのは赤い顔の彼らである。
希望は180度回転し、むしろここで、あっ、そういえば明日って、とかいって済まされるくらいならこのまま何もなしで終わってくれたほうがどんなにいいか、そして面白いかと思った。
そのため誕生日系の話題が出ると冷や冷やし、あわてて急ハンドルを切ったりしたわけだが、その甲斐もあってか、実に爽やか、痛快なまでの普通の飲み会っぷりであった。

ナノタスさんはもちろん、長谷は知るはずもないので許そう。
ゆっちょも後からの参加だし許す。
しかしよ、鎌田よ、黒石よ、おん前らタイミング悪すぎだろこらああああっ!!
20歳だよ、20歳。
どんな星の元に生まれてんだっつうの。
同じことしてやろうか?あん?

まあ面白かったからいいけどね。
ホントに。



てゆーわけ。
完全にオレがカス野郎っていうこと。
まさかのケアレスミス。

とは言っても野井氏としても
20歳を迎える瞬間を
"電車の中"で友達と"なぞなぞ"をしながら迎えられたわけで
一生忘れられない誕生日になったんじゃないかな笑

これは逆に、おいしいことだよね!!笑

まさに『サプライズバースデイ』だね!!

まー責めるなら
8年目の付き合いになるバシコが知らないのがいけない、
ということにしておけばいいじゃないか。
うん。間違いない。

てなわけで、
遅くなっちゃったけど
野井氏、お誕生日おめでとう!!

あー
ちなみに、オレの誕生日は10月27日だよ。
まーいちおうね。うん、そのさー。いちおうね。
by kmt_27 | 2006-06-06 03:59 | リアル日記
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